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本場イタリア地方料理とオリーブオイル~イタリアを旅して

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2009年 12月 24日

ARTE simposioのX'mas

X'mas !!
毎年思う、Happy Day.
何もないけど、なぜかドキドキする日。
もしかしたら、なにか素敵なことがおこるのではないかしらと...♪

今宵の素敵は、ENOLEA エノレアもアルテシンポジオに変身して、X'masの夜のリストランテになりました。

今年のX'mas MENUのテーマは、「絞りたてオリーブオイルとのマリアージュ」。
モチロン、イタリアからもって帰ってきた絞りたても5種も登場して。
10品続くお料理に夫々のオリーブオイルの風味が交わり、料理とのハーモニーを奏でます。

素敵なイブのこの夜に、今夜はお客様に合わせたマリアージュをさせていただくことに。。。

乾杯にご用意させていただいた、フランチャコルタ キュベ プレステージはボトルも美しくキラメク星のよう。
  
まずは、しずかなるはじまりのストウツイッキーニ「シェフからの贈り物」。
ここは、水牛のモッツアレッラとトマトのカプレーゼや、自家製ハム、ムール貝のフェルディナンド風など6種類ほど。

そして、「愛媛産カンパチのクシネット風カルパッチョ」
これにマリアージュさせるオリーブオイルは、ノチェッラーラディベリーチェの新油。
インパクトの強いやり手なノチェッラーラは、野菜の瑞々しさとぷりっとした張りのあるカンパチにエレガントパンチです。

次に「淡路産サザエと鱈白子の炙り 万願寺のソースを添えて」
ふくよかな白子がとろりん・・・炙り具合で、そうですね、焼き雲子!みたいな感じですか。
オリーブオイルで作った万願寺のソースはまろみの中にピリッとした辛味がなんともいえず、
ここは新油ジラッファで。

「宮崎牛とマスカルポーネのパテ」
ビロードのように滑らかな上質生肉とまったり卵黄のハーモニー!
濃いバルサミコの甘みと空飛ぶ円盤パルミジャーノのクロッカンテはスペシャルアクセントに。
そこには、軽めにふった新油チェラスオーラ。

「フランス産黒トリュフと七面鳥のインサラータ仕立て」
七面鳥がいないんじゃ?というくらい黒トリュフに埋め尽くされた自家菜インサラータは、
新油ビアンコリッラできりりっと!

パスタは、「活けオマールの卵黄だけで作ったタリオリーニ」
これが、すごいボリュームで、半身なんだけれど、おや?タリオリーニがみえない!!
わたしだったら、きっと手づかみで食べてしまうだろうなあ・・・という豪快な一品。
美味しそう・・・と思わず、「食べたい!」モード満開になりました(謝)

Pesce お魚。
「淡路産真鯛とカラスミのアル・ヴァポーレ」
こちらは、シンプル is BEST に!
自家製のカラスミ&サルデーニャから届いたクリアで美しい新油でさらり。

お肉は、「スモークの香りに包まれた仔羊ロースのロースト ポレンタを添えて」
スモーキーな香りで仔羊の脂身をすっきりとさせます。
今日のポレンタは、甘みを感じるほどに柔らかくて優しい・・・
豊かな丸みのあるトンダイブレイを添えて。

ドルチェには、イタリアのX'masらしくおなじみのパネトーネとジェラート、果物のミルフィユ仕立て。
最後にドルチェミスト&カッフェ&食後菓子。


おなかいっぱい!すごく楽しかったし、お料理もオイルもとっても美味しかった!
とおっしゃってくださったのがとても嬉しくて。

わたしは、本当はとっても食べるのがだいすきなんですが、
今宵も「リストランテでお客様をおむかえできてよかった!!」と心がほっこり嬉しくなりました。。

心温まる素敵な夜の1ページ。

しかし・・・やっぱりどうしても全部ちゃんと食べたい・・・
シェフにお願いして、大晦日の前の日、お疲れさま会で
スタッフみんなと一緒にきょうのお料理をプレゼントしてもらいたいな・・・♪

by nori_ogido | 2009-12-24 23:21 | イタリア料理教室レッスン履歴


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