2010年 09月 18日
きょうは、北イタリアのワイン会。 少し涼しくなってきたので、ピエモンテ地方のお料理も大丈夫みたい。4種のワインをセレクト。 荻堂シェフが北イタリアの郷土料理を作りますので、わたしはいつもの講師&ホスト役。 1本目は、アペリティーボがわりに、すこし冷たくしてチャーミングに味わうフリウリのテレザ・ライツ:ピノグリ2008。洋ナシと蜂蜜のドルチェ感、軽やかなお花畑を想わせる香りの中に、しっかりしたハーブ香。 きょうみたいに、少し湿度を感じるときには、アペリティーボで爽やかにはじめたいでしょう? 続いて、温度を上げて、アンティパストに突入、フリウリの名物料理「ジャンバルス」 川海老の旨みに爽やかなハーブを数種利かせて前菜らしく食欲がわきますね♪ 海老のしっかりしたコクを、ハーブがワインが軽やかに仕上げてくれます。。 本当に爽快なハーブと海老の相性はスバラシイ!きょうのハーブは、芽セロリとフレッシュバジリコ。 別の時には、また生マージョラムやフレッシュセージも美味しいでしょうね! 2品目はプリモっぽく。 合わせるベネトのイナマのソアヴェ2008を。クオリティの高いガルガネーガ、イタリアに住んでいた時のお気に入りヴィニェッティ・ディ・フォスカリーノ ソアヴェ・クラシコでないのがすこし残念! このクレーマをスープにして、クロッカンテに焼いた自家製パーネにのせて食べます。 本来なら赤で合わせたいこの「ペアラ」、黒胡椒を思い切りきかせてスープ仕立てはディナーにはぴったりでしょうね。。まったりとした濃厚でスパイシー、刺激的な強めのテイスト、でも今夜は、カーネデルリを次に控えているからスッキリと心地よい酸で流しましょう。 しかし、黒胡椒はけっこうストロングなスパイスなので、すこーし2品目から舌が感じなくなると、怖いところ、、、美味しさとテイスティング義務感の狭間で、すこーし心配しながらも個性的なマリアージュを楽しみます。 本当はミドッロを使うこのお料理、ベネト滞在中にお友達のマンマが、その時期ミドッロ ディ ブーエ(牛の骨髄)はちょっと・・・ネ、ということで豚足で作ってくれましたのをシェフが再現。 んー!このどろっと感と旨み!懐かしいっ♪ このお料理、パン粉をいれるのですが、イタリアではほんとうにパン粉の存在って偉大ですね。。。おなかいっぱいになるけど、、 プリモ一品目だから、あえてこのワインでおさめるけど、、赤だったら、がっつり肉食系になって、お肉のボッリートにつけて食べたいよ~。。こんどのお友達よんでのディナーのメインはこれかしらね。 3品目と4品目レポートは明日書きまーす! きょうは、とっても楽しかったです! 今度は、「ドルチェットの会」。 作り手別の面白いドルチェット、楽しみ! 10月22日金曜日19時からです。よかったらいらしてくださいね。 ドルチェットを堪能しましょう? では、おやすみなさい♪
by nori_ogido
| 2010-09-18 02:37
| オリーブオイル&料理イベント
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